リウマチ科

関節リウマチは働き盛りの女性に多い疾患ですが、子どもや高齢者にも発症することがあり、最近は高齢者での発症が増えています。関節の節々が痛い場合は、この病気の可能性があります。

放置しておくと、関節が破壊され、関節が変形し、車いすや寝たきり生活になることがあるため、適切な診断と治療が必要です。近年、関節リウマチの治療が進歩しており、適切に治療すれば、関節破壊をくい止めることが可能になりました。

当院では、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医が診断から治療まで一貫して対応します。万が一変形が生じた方にも、日帰り手術で変形矯正を行っております。お気軽にご相談ください。

関節リウマチの症状

  • 朝のこわばりが30分以上続く
  • 手指・手首・足など複数の関節が腫れる
  • 関節の痛みが左右対称に出る
  • 疲れやすさ・微熱が続く

関節リウマチの原因

関節リウマチの原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝や喫煙、ウイルス感染や歯周病等の影響が考えられています。

関節リウマチの診断

関節リウマチの診断には診察、血液検査、画像検査等を組み合わせて行います。

  • 身体所見:関節リウマチに特徴的な所見があるか評価します。
  • 血液検査:リウマチ因子、抗CCP抗体等の自己抗体、CRPや血液沈降速度等の炎症マーカー等を組み合わせて行います。
  • 画像所見:レントゲン、関節エコー、MRI

当院では、院内血液検査装置を導入しており、血液検査の大部分が当日分かります。(リウマチ因子および自己抗体価等の特殊検査は数日かかります。)当院はレントゲン、エコー、MRI装置を有し、短期間で検査が可能です。関節エコーは、国際的に認知されている「欧州リウマチ学会関節超音波コース」を修了した医師が行います。

関節リウマチの治療

関節リウマチは一般的には完治することがなく、糖尿病や高血圧等と同じで「うまく付き合っていく」必要がある病気です。当院では、薬に加え、リハビリテーションや手術を組み合わせて、個々の患者さんの状態に合わせた最適な治療を行います。

  • 抗リウマチ薬:メトトレキサート等の飲み薬
  • 生物学的製剤:抗リウマチ薬のみでは不十分な方に効果があります。
  • JAK阻害薬:生物学的製剤と同等の効果のある飲み薬です。JAK阻害薬は関節リウマチ治療経験が豊富な医師のみ処方が可能です。
  • ステロイド:炎症を速やかに改善する効果があります。(長期使用による副作用があり、短期間での使用が勧められます。)
  • 非ステロイド性抗炎症薬:関節の炎症を軽減します。
  • リハビリテーション:適切なリハビリテーションは、関節機能の改善に有効です。関節変形を悪くすることもありません。
  • 手術:関節の変形は残念ながら薬では治りません。手術で変形した関節を矯正することにより、痛みを緩和することができます。

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